事例紹介

中止未遂の成立が認められた事件

中止未遂とは、殺意を持って殺害行為を行ったが、自らの意思で死亡結果を回避した場合に刑が減刑される制度です。
中止未遂の要件としては、自らの意思で中止行為をし、それによって死の結果を回避したことが必要になります。特に中止行為とは、死の結果回避のために真摯な努力をする必要があり、簡単に認められるものではありません。被告人の行為の中から中止未遂の要件として主張できる事実を探し出す必要があります。また、殺人未遂は裁判員裁判になるため、法律の素人である一般人に中止未遂の要件を満たしていることを分かりやすく主張する必要もあります。